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「sentiment family」

音楽:久徳亮

今回『情操家族』の音楽を担当させていただくにあたり、初めて竹林監督と密にコミュニケーションしたわけですが、僕と竹林監督、お互いの認識は相当古いようです。
もう10年近く前の大学にいた当時、僕はフリージャズバンドでギターを弾いていました。たぶん僕はダブりの5年生、他のメンバーは後輩だったと思います。その後輩メンバーの中にキクチくんというベーシストがおりました。キクチくんはルックスもよろしく、プレイもナイスということで、いくつかバンドを掛け持ちしていたようです。そのバンドのひとつにプログレメタルジャズのような奇妙な音楽をやっているバンドがあって、プログレ好き、ジャズ好きの僕は少し気になっていたのでした。何度目かのライブを見たとき、初期からいたサックス奏者はいなくなり、代わりにボウズ頭のボーカルが加入していました。インスト中心だったバンドにボーカルオンリーのメンバーが加わり、どんな変化が起こるのか。イントロが始まるとこれまでとは違うストレートなヘヴィメタル、ハードコアな雰囲気。ボーカルのボウズ頭は、神経質な様子で泣き叫ぶようなスクリーム&シャウトをカマしていたのでした。おッ、と思いました。当時の思い出としてはそれだけなのですが、このスクリームボウズ頭が後に『情操家族』を監督することになる竹林宏之だったのでした。

「情操家族」は英語に直訳すると「sentiment family」。なにやら重苦しいギターリフをバックにスクリームするボウズ頭が脳裏に浮かんできませんか。どうですか。
映画の内容はこの文章とは一切関係のない、丁寧に作られた作品です。よろしくお願いします。

 

音楽はここで少し聴けますよ!

https://soundcloud.com/ryo-kyutoku/q7zwyzvbhtzs

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